サプリメント飲用に関するQ&A

【コンテンツ】
Q1.何故サプリメントが必要な場合があるのですか?
Q2.粒が大きくて飲みづらいのですが?
Q3.匂いがきつく感じるのですが?
Q4.薬との併用は如何でしょうか?
Q5.アレルギー体質のためのサプリメントの使用に不安がある
Q6.肥満体でコレステロールが高いため栄養摂取に不安がある
Q7.尿の色が黄色になった
Q8.サプリメントを飲むのには食後と食後はどちらがいいのか?
Q9.天然ビタミンと合成ビタミンはどう違うの?

Q1.何故サプリメントが必要な場合があるのですか?


A. サプリメントは「患者」を対象にした「薬」ではなく、現代の食生活では不足している、本来人間が生きていくために必要とされるビタミンやミネラルを補い健全な体を育み、病気にならない体を作ることを目的としたものです。現代の食材は大規模無機農法で栽培された微量栄養素が不足した野菜、化学合成飼料と抗生物質で育てられた牛・豚・鳥の肉が80%以上を占めるため、本来人間が生きていくために必要とされるビタミンやミネラルは想像している以上に不足しています。本来、食事で細胞のエネルギーとなる栄養素を取ることがベストであることは言うまでもありませんが、以上のような事情から、現代食生活では栄養素が摂り難くなっていることは事実です。そこで栄養を補助する食品としてのサプリメントが必要になってきたという背景があります。また、目的に合わせて特定の栄養素を強化し、より健康増進を目指したいというニーズにもサプリメントは役立ちます。

Q2.粒が大きくて飲みづらいのですが?


A.現代人に不足しているビタミン・ミネラルを十分に補うためにつくられサプリメントの場合には、比較的サイズが大きくなるでしょう。つまり、気休めでなく最適な健康を実現することを目指して高単位を配合するとサイズはどうしても大きくなります。現代に生きる我々の体内では、ビタミン・ミネラルが不足しているがゆえに、各細胞が、またその集まりである各臓器・神経が支障をきたしはじめているとも言えます。例えば、イライラ・睡眠不足・疲れ・倦怠・頭痛などもその1つです。日常から我々の体は想像以上に精神的・肉体的ストレスを受けており、さらに、加工食品の添加物から本来自然界には存在しない物質を摂取しています。ビタミン・ミネラルの役割の1つに、これらのストレスに対する耐性を養い、不要なものを体外に排出する作用があります。現代社会では生活が便利になった分、環境や食材のレベルが低下していますので、常に我々はこのような「危険」に晒されているわけです。このような「危険」を回避し、病気にならない健全な体を維持していくために、流行や形、価格だけに囚われたサプリメントで望む結果が期待できるでしょうか。

Q3.匂いがきつく感じるのですが?


A.天然素材から作られたサプリメントと化学合成されたサプリメントでは期待される効果に大きな差があります。多くのメーカーの商品は、価格を抑えることが可能なこと、扱いやすいことから化学合成で作られた素材を使用しています。人為的に合成することが可能な成分ですから人為的に臭いを消すことも簡単に行えます。しかし、臭いを消すためには、さらに何らかの化学的な処理をほどこす必要があるために、ますます自然界には存在しない複雑な形になることも事実です。反対に、天然素材を多く配合したサプリメントは天然成分のため匂いがあります。あえて臭いを消す操作を一切行っていません。ビタミン・ミネラルなどの栄養素は、本来色々な自然の食物・食材から得ることが当たり前の姿であると考えています。このようなサプリメントには、まさに色々な自然の食物・食材から得た成分が含まれており、「薬」のように特別なものではなく、食卓に並ぶ食と同じ食材であると言えます。皆さんが、リンゴやみかんを食べるときに、もし臭いがしなかったらどう感じるでしょうか。どうしても臭いが気になるようでしたら、空腹時より、食間・食後又は水を多く飲めば、匂いの感覚は弱くなります。

Q4.薬との併用は如何でしょうか?


A.ビタミン・ミネラルが主成分とするサプリメントは「薬」ではありません。基本的に併用しても問題はありませんが、担当医(主治医)がいれば、サプリメントの成分を見ながら相談をして下さい。次の表に、相乗作用を有する栄養素、相互作用を有する薬剤を示しますので参考にしてください。

ミネラルおよび微量元素のバランスに影響を及ぼす薬剤

ミネラル 相乗作用を有する栄養素 ミネラル濃度に影響する薬剤
カルシウム ビタミンA、C、D、K、マグネシウム 制酸薬(Al)、利尿薬、チロキシン、糖質コルチコイド
クロム B3、B5、B6、マグネシウム、亜鉛 インスリン、アスピリン(サリチル酸塩)、コルチコステロイド
B2、B6、B12、鉄、亜鉛、マンガン 制酸薬、重炭酸塩、コルチコステロイド、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)
フッ素 鉄、マグネシウム、亜鉛  
ヨウ素 ビタミンC、ビタミンB複合体、銅、亜鉛、マグネシウム  
ビタミンC、B2、B12、セレン、モリブデン、銅 制酸薬、重炭酸塩
マグネシウム ビタミンB複合体、ビタミンA、C、E、D、亜鉛、カルシウム、クロム、カリウム 利尿薬、チロシン、強心配糖体
マンガン B1、ビオチン、ビタミンK、C、銅、鉄 コルチコステロイド、亜鉛
モリブデン B2、B3、鉄、フッ化物 硫酸塩
リン ビタミンB複合体、ビタミンD、カルシウム、カリウム 制酸薬、カリウム、ビタミンB6、D、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、利尿薬、ネオマイシン、コルヒチン
セレン ビタミンE、C、B3、鉄、亜鉛 利尿薬、化学療法薬、蛋白同化ステロイド
ナトリウム ビタミンB6、D、カルシウム、マグネシウム、亜鉛 利尿薬、コルヒチン
亜鉛 ビタミンA、E、D、B6、マグネシウム,マンガン 利尿薬、ステロイド、ペニシリン、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、エストロゲン、プロゲステロン、ペントバルビタール、チアジド、クロルサリドン

Q5.アレルギー体質のためのサプリメントの使用に不安がある


A.食物によるアレルギーおよび花粉症など吸入性アレルギーの原因の1つに、ある種のビタミン・ミネラルの不足が原因で起こるものがあります。病院で行うアレルギー検査で、自分が食餌性のアレルギーであると診断されている方は、どの食材にアレルギーをお持ちかをご存知であると思いますので、各サプリメントの成分表示にある素材が該当するようであれば、医師に相談してから服用することをお勧めします。

Q6.肥満体でコレステロールが高いため栄養摂取に不安がある


A.肥満の原因の1つがビタミン・ミネラルの不足であると言われています。また、胃で消化に関わる多くの酵素の産生にマグネシウムなどのミネラルが必要であることが分かっています。さらに、悪玉のHDLコレステロールや中性脂肪を抑えるためにビタミンE、ビタミンA、ビタミンB群が必要であることも判明しています。ビタミン・ミネラルは、栄養をバランス良く代謝するために必要な栄養素です。

Q7.尿の色が黄色になった


A.尿の色が黄色くなる原因は、天然型のビタミンB2が豊富に含まれているためです。正常に吸収、分解、代謝されている証拠ですから全く問題ありません。

Q8.サプリメントを飲むのには食後と食後はどちらがいいのか?


A.種類によって違います。一般にビタミンは食後、つまり胃の働きが活発な時がいいとされていますが、体の症状、年齢、性別によって最適な飲むタイミングは異なります。例えば、体が極度に消耗していたり、高いストレスを感じていて、疲労感があるときにビタミンCを摂るような場合には、朝や日中に飲むよりも夕食後や就寝前に摂取するほうが適していると言えます。ミネラル、特にアルカリ性のカルシウム、マグネシウムなどは食後に飲むよりも食前または早朝起床後から4-6時間置きに適量を摂取するほうが良いでしょう。アミノ酸が配合されているサプリメントについては吸収性の観点から食前/食間が良いでしょう。また消化酵素類は食事の最初から中間で飲むとより効果が期待できます。

Q9.天然ビタミンと合成ビタミンはどう違うの?


A.天然ビタミンと合成ビタミンの違いを一言で表わすと、人間が作った「人工工場で作られたビタミン」か「野菜や家畜の体内工場で作られたビタミン」の違いで、「安定した形なのか」「不安定な形なのか」と言えます。
大部分のサプリメントメーカー(特に、医薬品を主に製造販売するメーカー)が持つサプリメントに対する考え方として、ビタミンの成分を車のエンジン部品と同じように、部品の1つ1つを強力なものにすれば、馬力のある強力なエンジンをつくることができると言う考え方を持っているということです。このような考え方で作られたビタミンは、いくらでも部品を替えて人工的に強力なものを作ることができると言うことにもなります。
これが「合成ビタミン」の原点です。しかし、人工的にいくつもの部品で合成されたビタミンは、非常に複雑な形をしていて、その部品の1つでも欠けたり変化してしまうと、正しい栄養素としてのビタミンの効果を発揮できないだけでなく、体にとって非常に危険な効果をももたらす可能性が少なくないと言うことです。わたしたちの体の中は非常に複雑にできており、合成されたビタミンが体内に入り、複雑な消化、吸収、ビタミンやミネラル同士の複雑な結合などの工程で、不安定な状態になることが考えられます。たとえば、合成ビタミンの飲みすぎによる副作用がこれにあたります。
わたしたちが毎日食べる野菜や肉に含まれる大部分のビタミンは、人間がそれを必要とするのと同じように、野菜や家畜が生きるために必要な栄養素でもあります。
1部のビタミンを除いて、野菜や家畜は自分の体の中でビタミンを合成します。このビタミンは、人間が人工的に合成したビタミンではなく、いわば野菜や家畜の「体内工場」で作られた非常に安定したビタミンであるということです。
 

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